ハーレーの基本構造とは

構造

ハーレーダビッドソンのオートバイには伝統的なアメリカンスタイルと呼ばれるタイプの他に、ダートレースで勝利することを目的として進化したタイプが存在します。いずれも基本構造として大型のV型2気筒エンジンが搭載されていますが、スタイルに違いがあります。アメリカンスタイルと呼ばれるタイプのオートバイは日本でも人気があり、国内の主要メーカーでも模倣したモデルが生産されています。

広いアメリカ大陸を移動するのに適しており、ゆったりと座るスタイルが特徴です。一方ダートレースで勝利することを目的で作られたタイプのオートバイは、より前傾姿勢で乗るスタイルになります。ハーレーダビッドソンのオートバイには基本的にエンジンのバルブを駆動するシステムとしてOHVが採用されています。

通常はエンジン上部にカムシャフトを2本有するDOHCのことをツインカムと呼びます。しかし同社では通常1本のカムシャフトを2本に増やしたOHVをツインカムと呼んでいます。さらにダートレースで勝利することを目的としたタイプには、カムシャフトを4本に増やしたOHVエンジンを搭載しているという特徴があります。